ウィルチェアラグビー パラリンピアン三阪洋行さんが来校されました
12月11日(金)に、ウィルチェアー(車いす)ラグビーのパラリンピアンである三阪洋行さんが来校されました。
三阪さんは、日本代表選手を経て、現在は日本代表のコーチもされています。
パラリンピックのマークはどちらかな? みんなよく知っていますね。
この後、ウィルチェアーラグビーのゲームの様子を動画で見せていただきました。車いす同士が激しくぶつかる熱戦に、子供たちもびっくり。パラリンピックの競技の中で、唯一タックル(体への接触は禁止)が認められている競技なのだそうです。
・男女一緒に競技に参加できる。
・障害の程度によって持ち点がつけられている。
・攻撃型と守備型の車いすがある。
など、ルールに関する興味深いお話もたくさん伺いました。
ウィルチェアの実技授業では、全身、交代、右回り、左回り、停止、回転などの仕方を教えていただき、子供たちも操作しました。
自分のみ幅よりも広い車いすでコーンの間を進むのは、なかなか難しいものですが、要領を掴んでくると、徐々にスムーズに進めるようになりました。
「僕たちができないことが、めちゃめちゃ上手にできる。」
「すごい!!」
「かっこいい!!」
実際にやってみることで、三阪さんたちウィルチェアーラグビーの選手の方々のすごさが分かりました。
次に、タックルの体験もさせていただきました。
「わ!すごい!」
「体が浮いた気がしました!」(実際、車いすが浮いていました・・・!)
三阪さんからは、たくさん良いお話をいただきました。
「手が動きにくくても、こうやって滑り止め付きのグローブを付ければ、ボールの扱いがしやすくなります。もちろん練習もたくさんたくさんしましたよ。できないなと思うことがあっても、どうやったらできるようになるか考えて、工夫して、努力すればできる事は増えていくと思います。」
「僕は、みなさんと一緒に校庭でサッカーや野球はできないけれど、今日みたいに皆さんが、ウィルチェアーに乗ると一緒に楽しむことができるよね。」
子供たちは、じーっと聞き入っていました。
・どうやったらできるようになるか考える。そして努力もする。
・違いがある事を知る。一緒にできる事を増やす。
大人も改めて、心に刻みました。
三阪さん、お忙しい中、新島小学校に来てくださり、本当にありがとうございました。
パラリンピックでウィルチェアーラグビーを見るのが楽しみになりました。みんなで応援しましょう!!