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大藏流狂言 芸術鑑賞教室(9月24日)

文化庁舞台芸術等総合支援事業(学校巡回公演)で「大藏流狂言」芸術鑑賞会を実施しました。

2校時でのワークショップでは、「狂言が室町時代から70 0年続く伝統と格式のある演劇で、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康も楽しんだ笑いの演劇」ということを教えていただきました。

狂言師の大藏基誠さんの軽妙な語りで子供たちは大笑い

狂言の舞台設定とその意味、狂言師の動きと見る人の想像力で楽しむ演劇であることなど、基本的なことを楽しく学ぶことができました。

4つの柱の内側で演じます

3・4校時では、「附子」と「柿山伏」、「菌(くさびら)」の鑑賞です。

「菌(くさび ら)」では、5・6年生の数名が「きのこ役」で舞台に立たせていただきました。

きのこの基本姿勢、歩き方、声の出し方は、伝統に裏付けられた面白さがあります
山伏が「ぼおろん ぼおろん」と唱えると、きのこが襲い掛かります

日常生活の中で、狂言に触れる機会は多くありません。
今回の鑑賞会で、子供たちは「本物の狂言」に触れる経験をしました。貴重な経験です。大藏流の皆様、ありがとうございました。