6年生 村議会について知ろう
6月15日 6年生の社会科の特別授業のために、村議会委員の木村さんと、議会事務局の小川さんが来校してくださいました。
「新島村村議会は、本村・若郷・式根島のことについて話し合って決める場です。議員の人たちは、選挙で選ばれます。」
「村議会は定例会が3・6・9・12月にあります。予算会議では、とても大きな額のお金の使い方について話し合います。どういうことに、どれくらいの予算を使うか、一つ一つ話し合って決めていきます。すごい大きな桁の数字が並んでいるでしょう?」
児童「ほんとだ! すごい! え? 億!?!?」
「議会で話し合う時間は午前10時から午後5時までと決まっていますが、ずうっと話し合ったり考えたりし続けると、効率の良い会議にはならないので、適宜休憩をとります。」
「しかし5時に終わらないときもあります。そういうときは、話し合いを続けることが多いですが、先に、議員のみんなに聞いてこのまま話し合いを続けるか、明日にするか決めます。」
「予算以外にも、話し合って決めることはたくさんあります。議員さんによっては、式根島から会議に来る人もいるので、会議が何日も続くことがあるときは、新島に泊まることもあります。」
子供たちからの質問にも答えてくださいました。
児童「お昼ご飯とかどうしているんですか?」
「お昼ご飯も食べますよ。家に帰って作って食べる人もいます。」
児童「コロナの時はどうしていたんですか?」
「いい質問ですね。去年のコロナの緊急事態宣言の時も会議はしていました。議員さんたちはマスクをして、お互いの間をパーテーションで仕切ったり、リモートでしたり。また、視察といって、議題に関する場所を見に行くことを控えたりもしました。」
児童「議員さんが欠席した時はどうするんですか?」
「10人の議員さんがいるのですが、過半数以上の出席がないと議会は開けません。ですから、5人お休みしてしまうと会議ができないんですね。」
「また、1人の欠席だとしても、その議員さんが一生懸命に取り組んできたことについては、その議員さんが出席できるようになった時に話し合います。紳士的でしょう?(^-^)」
お二人は、今後、新島村議会場の見学をさせていただく6年生に、わかりやすい言葉で、村議会についていろいろ教えてくださいました。子供たちは、見せていただく議会の資料の多さや、扱う金額の大きさに、びっくりしながら話に聞き入っていました。
木村さん、小川さん。本日はお忙しい中、貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました。